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民法の一部を改正する法律(債権法改正)について

平成29年5月26日に民法の一部を改正する法律が成立しました。民法は明治29年に制定されたあと120年ほどもほとんど改正がなされず、現代においては実生活にそぐわないものや、わかりずらいものもあります。

 

今回は債権関係の規定について、現代社会を支えるもっとも基本的な法的基礎である「契約」に関する規定を中心に社会・経済の変化に即したものとし、よりわかりやすいルールとして明文化したものです。

 

詳細は法務省ホームページ等を確認ください。

法務省民法改正ホームページはこちら

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民法改正記事一覧

改正の目的120年の経過のなかで実態にそぐわなくなってきたものを、今日の社会に合わせることを目的としています。第一は条文、内容の現代化です。120年前の制定時と現代では経済環境も大きく変わり、取引の状況も変わってきています。現行法には「約款」の規定がなかったり、「消滅時効」に関する規定も今日の社会においては合理性が疑問視されていたため、変化への対応を図ることを目的としています。第二は条文、内容の明...

消滅時効とは消滅時効とは、権利を行使しないまま一定期間が経過した場合にその権利を消滅させる制度です。例えばお金を借りていた場合でも催促もされずに一定期間が経過すると債権者の権利が消滅し、もうお金を返す義務も消滅するというようなものです。この規定の意義は、長期間の経過により自己に有利な事実関係の証明がむつかしくなった者を救済して法律関係の安定を図ることと、権利の上に眠るものは保護に値しないという法律...

保証とは主債務者が債務の弁済をしない場合に、これに代わって弁済をすべき義務のことです。他人の債務を保証した者を保証人といい、保証人によって保証される債務を保証債務といいます。保証人が主たる債務者に代わって弁済した場合には、保証人は主たる債務者に対して求償(代わって弁済した債務を請求する権利)する権利をもちます。保証には次のものがあります。通常の保証であり、住宅ローンの保証等、契約時に特定している債...

法定利率に関する見直し《現状》法定利率は明治期の民法および商法の制定以来見直されていないため、現在の市中金利を大きく上回る状況が続いています。民法の規定により、民事法定利息は年5%とされています。商法の規定により、商事債権の商事法定利息は年6%とされています。商事債権とは商人間で商行為によって生じた債権債務のことです。《改正法》現状を是正するとともに、市中金利の変動に対応出来る内容とされました。民...

債権譲渡とは債権譲渡とは債権の同一性を変えないで債権を移転することを目的とする契約です。債権は原則として譲渡性を有しており、現にあるものだけではなく将来発生する債権の譲渡も有効です。譲渡の目的としては弁済期前に金銭化したり、担保化の手段として用いたりします。特に中小企業において、債権譲渡による資金調達が有効な手法として活用されてきている状況から、現状の譲渡制限特約の見直しや将来債権の譲渡の明文化が...

約款とは大量の同種取引を迅速かつ効率的に行うために作成される定型的な内容の取引条項のことです。現代社会においては大量な取引を行うために詳細で画一的な約定を用いることが必要不可欠ですが、民法には約款に関する規定がありません。現状は解釈によって対応されていますが、法的には不安定な状態のままです。《改正法》現行法において規定のない約款に関する規定が新設されました。対象とする約款(定形約款)の定義は次のと...

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